思考の整理学

著者のお名前はずいぶんと以前から存じ上げてはいました。
この本が書かれた1986年頃には存じ上げていたと思うのですが、著書を読むのは初めてです。
前述の「悩む力」が読了していないので、本書はざっと目を通しただけですが
いちいち納得させられます。
冒頭のエッセイの「グライダー」。
現在の教育は自分で飛び立つ飛行機のように自分で考える力を養うのでなく
グライダーのように誰かに引っ張ってもらって飛び立つ、一方的に教えられた
ことを、ただ記憶するだけの教育になっていることを指摘されています。
かつて「龍馬がゆく」のなかで武市半平太が龍馬に対し、教育を与えれば
彼の良いところがつぶれてしまうので彼はそのままの感性を伸ばせばよい、
とのやり取りがあったのですが(司馬さんの創作でしょうが)、同じことを
論じていらっしゃると思いました。
これも楽しみな一冊です。
カテゴリー:books
最近のコメント